注意点

【住まいの売却】住みながらって難しい?成功させるポイント4つ

家の売却では、購入希望者の内覧がキーポイント。購入希望者の心をぐっと掴むには、「空間を広く見せる」「明るい印象にする」「ピカピカに掃除する」ということが大事で、空き家にした方が売却には有利な気がしますよね。

しかし、仮住まい費用や引越し費用を考えると現実的には厳しいもの。居住中だと、売却には不利なような感じがするかもしれませんが、少しでもポイントをおさえておけば大丈夫です。

◆ポイント1:部屋の掃除は日ごろから丁寧にする

売却を決めたら、毎日の掃除を徹底しましょう。「新たな住人に使ってもらうため」と「マイホームに対して今までの感謝の気持ち」を込めて、丁寧に掃除したいものです。

特に、キッチンやトイレ、浴室は湿気などで汚れが溜まっているかと思うので念入りに。頑固な汚れには、カビとり剤や専用クリーナーで徹底的に綺麗にするつもりで頑張りましょう。

どうしても綺麗にならないときは、水回りだけでもプロに依頼してみてはいかがでしょうか。

水回りが汚すぎて購入を止めるという買主も多いので、費用はかかりますが買ってもらうためには検討の価値ありです。

◆ポイント2:いらない荷物を処分しておく

いずれ引っ越さなければならないので、いらない荷物は整理しておきましょう。「荷物が山のようにある」という状態は圧迫感があり、内覧者の購入意欲をダウンさせてしまうかもしれません。

家具や衣類、小物類など、眠ったままの不用品なら、リサイクルショップを活用するのもおすすめ。荷物が整理できると同時に少しでも収入になるので一石二鳥です。

◆ポイント3:内覧日に大勢で迎えるのはNG

これから住むかもしれない部屋…と、期待を持って家にやってくる内覧者の方々。買い手にとっては大きな買い物ですから、細かい部分をチェックしたいと思っているでしょう。しかし、人が多すぎると細部まで見るのを遠慮してしまうこともあるようです。

また、小さい子供やワンちゃん、猫ちゃんがいると、内覧に集中できないかもしれません。当日は、内覧者がやってくる時間帯だけでもどこかで預かってもらうなどの配慮をしましょう。

◆ポイント4:内覧希望のアクションを逃さない

不動産会社を通じて「内覧したい」というアクションがあるかと思います。内覧希望は、休日や夜間のこともあるかもしれません。「その日は予定があって無理」と言った結果、他の物件の内覧に行き売却が決まるというケースも。なるべく、タイミングを合わせられるようにスケジュール調整して「内覧」を逃さないようにしましょう。

また、不動産会社には携帯など連絡が取りやすい連絡先を教えておくのも大事なことです。

◆まとめ

家の購入は、いくつかの候補のなかから選びます。内覧者は、そのときの印象を頭に持ち帰り、他の候補物件と比較することになるでしょう。印象が悪ければ、購入はしてもらえません。

“内覧日”は売却できるかどうかの決戦の日。購入側の気持ちにたって準備すれば、内覧者の心に響き、好印象になります。その日のためにできる準備はしておきましょう。

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